@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068798, author = {酒井, 美奈子 and 岩川, 眞由美 and 後藤, 美也子 and 今留, 香織 and 今井, 高志 and 酒井 美奈子 and 岩川 眞由美 and 中渡 美也子 and 今留 香織 and 今井 高志}, month = {Nov}, note = {背景と目的:放射線による晩期肺線維症発症には、TNF-α、IL-6などサイトカインの発現、およびマクロファージ集積が関与するとされている。本研究ではサイトカインの無放出は放射線性肺炎を軽減させるという仮説の下に、TNF-α、IL-6ノックアウトマウス(以下KO)における肺照射後の組織変化を検討した。 材料と方法:C57BL/6J(以下B6)および東京大学医科学研究所岩倉洋一郎先生から供与されたTNF-α、IL-6 KOマウス胸部に一回線量10 Gy、20 Gy X線を照射した。照射後、1、12、24、48、72時間(肺炎発症潜伏期)および1、2、4週間(早期肺炎発症期)に、気管内にホルマリンを注入後、肺を採取し、病理学的変化を検討した。 結果:線維症発症に関わる細胞外マトリックスのクリアランスに関わるCD44陽性細胞数(以下CD44)は、TNF-αKOにおいて72時間以内に大きく変動した。IL-6KOでは、B6と差異はなかった。早期肺炎発症期では、照射によるマクロファージの浸潤、炎症細胞による小病巣が観察されたが、3系統間に差異はなく、CD44にも差異はなかった。 結論:照射によるTNF-α、IL-6発現誘導は早期照射後肺炎発症に必須の要因ではなかった。, 日本放射線腫瘍学会(JASTRO)第19回学術大会}, title = {IL-6及びTNF-αノックアウトマウスにおける放射線照射後早期の肺病理学的変化}, year = {2006} }