@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068760, author = {近森, 穣 and 田中, 泉 and 石原, 文子 and 鈴木, 桂子 and 石原, 弘 and 近森 穣 and 田中 泉 and 石原 文子 and 鈴木 桂子 and 石原 弘}, month = {Sep}, note = {細胞に内在するウイルス等の寄生体は宿主細胞が障害を受けることにより活性化することが知られている。ほ乳類細胞のゲノムには膨大な数の内在レトロウイルスのゲノム類似のレトロトランスポゾンが含まれるが、その挙動の実態については明らかではない。我々はC3H/Heマウスの放射線誘発骨髄性白血病発生過程において活性化の疑われるレトロトランスポゾンIAPの転写〜逆転写〜組込みに至る挙動解析を目的として、逆転写を測定するためにデザインしたレポーター遺伝子システムを利用することにより逆転写に対する放射線影響を解析した。  欠損型および完全型のIAP DNA elementに短い独自配列を組み込むことにより逆転写の測定を可能としたレポーター遺伝子を構築し、マウスマクロファージ様細胞RAW264.7に安定導入してレポーターIAP RNAを常時高発現するサブラインを確立した。これらの細胞にX線を照射して培養し、導入IAPのコピー数、RNA量およびcDNA量を、独自に開発したreal-time PCRおよびreal-time RT-PCR技術等(前演題)等使用して正確に測定した。その結果、全長型および欠損型のIAP element RNAに由来する逆転写物が2~5 GyのX線照射後24時間で増加することが判明した。その期間レポーターIAP RNA量が変動しないことから、電離放射線で被ばくした細胞において逆転写の亢進することが示された。このことから、生体に対する放射線影響にはレトロウイルス逆転写等を含む未解明の分子機構の含まれることを意味している。, 日本放射線影響学会第49回大会}, title = {放射線によるRAW264.7細胞におけるレトロトランスポゾンIAP逆転写の誘導}, year = {2006} }