@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068740, author = {田ノ岡, 宏 and 野田, 攸子 and 巽, 紘一 and 辻, 秀雄 and 落合, 孝広 and その他 and 田ノ岡 宏 and 野田 攸子 and 巽 紘一 and 辻 秀雄}, month = {Sep}, note = {癌に見出されたp53変異を導入したマウスで実際に発癌が高まるかをみること、発癌初期過程でp53変異蛋白がdominant negative に作用することが示されているのでこの機構を直接証明することを目的とした方法。放射線誘発マウス腫瘍からp53変異でexon6に9bpの欠失のあるものを選び、cDNAをクローニングし、発現ベクターに繋いだ。培養細胞HEK293に導入し強発現することを確かめ、マウス胚に注入し胚移植によって生まれたマウスからmp53(+/−)C57BL/6Jマウスを得た。選別はPCR法、ほかにサザン法、mRNA-selectivePCRを用いた。同腹仔マウスでmp53(−/−)のものを対照群にした。これらのマウスにメチルコラントレン0.02mgを鼠頚部皮下に注入し1年間腫瘍(殆どが繊維肉腫)の発生を追跡した。結果。約半数の検討を終わった段階で、mp53(+/−)マウスでは発癌率64%(32/50)に対し、mp53(−/−)マウスでは41%(20/49)で、変異p53による発癌率の増加を認めた(p<0.01)。雄に高くなる傾向があったが現在では性差は有意でない。, 第65回 日本癌学会学術総会}, title = {p53変異を組み込んだトランスジェニックマウスにおける発癌率の増加}, year = {2006} }