@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068707, author = {蓑原, 伸一 and 馬場, 雅行 and その他 and 蓑原 伸一 and 馬場 雅行}, month = {Apr}, note = {【目的】気管・気管支壁および気管支周囲の肺腫瘍に対する炭素線治療では気管支正常組織の障害が問題となる。今回われわれは、気管支粘膜の照射線量を評価するために仮想内視鏡画像上に線量分布を表示するシステムを開発した。治療計画装置では一般にCTデータから再構成した直交3断面上に線量分布が表示される。しかし肺は呼吸運動等で動いており、呼吸同期照射といえども計画した線量分布が精確に照射されたか、或いはその線量でどのような組織反応が起きたかを判断することは難しい。一方肺の一部は気管支内視鏡を通して肉眼的にその反応を観察できる。そこで我々は、気管支内視鏡による観察結果と計画線量分布との関係を評価するために、本システムを開発した。 【方法】呼吸同期対応のMD-CT装置で撮影した3次元CTデータセットに対して、炭素線による治療計画を実施し、その線量分布を共通のCT画像から再構成した仮想内視鏡の内面にレンダリング法を用いてカラーマップ表示する。その際、複数の照射門の任意加重での合成が可能である。これらはAZE製Virtual Place Advance PLUSのソフト上に構築された。またこれと合せて患者の気管支内視鏡画像がビデオに記録された。 【結果】作成されたアプリケーションソフト上では、仮想内視鏡をインターラクティブにリアルタイムで操作でき、気管支内部から計画した線量マップを3次元的に観察することができた。実際の内視鏡画像を、その位置に対応する仮想内視鏡上の線量マップと比較することで治療計画の妥当性を確認するとともに、照射後の気管支内面での腫瘍及び正常組織反応と線量の関係が解析可能となる。, 第91回に本医学物理学会大会}, title = {仮想内視鏡画像を用いた気管支内線量分布表示システムの開発}, year = {2006} }