@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068699, author = {長谷川, 純崇 and 古川, 高子 and 佐賀, 恒夫 and 長谷川 純崇 and 古川 高子 and 佐賀 恒夫}, month = {May}, note = {目的:原生動物テトラヒメナのrRNA前駆体に存在するグループІイントロンRNAは触媒能をもったRNA(リボザイム)であり、哺乳類細胞内でセルフ(分子内)およびトランス(分子間)スプライシングを行う。このスプライシング活性を哺乳類生細胞で可視化し、それを応用したmRNAイメージング用分子プローブの開発を目的とする。 \n方法および結果:単一生細胞での可視化のためスプライシング反応のレポーター遺伝子としてβ-lactamase (Bla)を用いた。BlaをコードするRNA配列中にグループІイントロンRNAが挿入されている転写産物を哺乳類細胞内で発現するベクターRz156を作製しCOS細胞導入することにより細胞内でのセルフスプライシング反応を検討した。RT-PCRにてスプライスされたBla mRNAを確認した。セルフスプライシング反応によって生成したBlaによる加水分解で蛍光が変化する基質CCF2/AMにより、蛍光顕微鏡下単一細胞レベルでセルフスプライシング反応のイメージングに成功した。次にRz156をRz156F1とRz156F2に分割し、この2分子間で起こるトランススプライシングのイメージングにも成功した。更に、このトランススプライシング反応を応用した2種類のmRNA検出用のリボザイムプローブを創製した。まず、Rz156f1とRz156f2が相互に結合するのではなく、標的mRNAに結合し近接することによってトランススプライシング反応がおこるリボザイムプローブを作製した。このプローブは、共発現させた標的である変異p53 mRNAの発現に伴ってトランススプライシングを起こしBlaを生成した。しかしその活性は低くCCF2/AMによる蛍光イメージングは出来なかった。次に、トランススプライシングによりBlaレポーター遺伝子を標的mRNAに付加するリボザイムプローブを作製した。このリボザイムプローブと標的である変異p53遺伝子との共発現により、標的とレポーターのキメラmRNAから翻訳された融合Blaタンパクが生成した。その結果、変異p53 mRNAが発現している細胞をCCF2/AMでイメージングすることに成功した。, 日本分子イメージング学会第1回学術集会}, title = {テトラビメナリボザイムを素材としたmRNA可視化プローブの創製}, year = {2006} }