@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068685, author = {石井, 伸昌 and 小礒, 寛之 and 府馬, 正一 and 柳澤, 啓 and 宮本, 霧子 and 武田, 洋 and 川端, 善一郎 and 石井 伸昌 and 小礒 寛之 and 府馬 正一 and 柳澤 啓 and 宮本 霧子 and 武田 洋}, month = {Sep}, note = {河川や湖沼には細菌数を上回るウイルス様粒子が存在している。これらウイルス様粒子は、細菌や植物プランクトン等の微生物に感染し、微生物細胞を破裂(バースト)させる。そして、これが微生物細胞の死滅要因の一つである。このことから、ウイルス様粒子は水圏微生物網における重要な構成要素と言える。  水圏におけるウイルス様粒子の役割を理解するためには、まず粒子数を把握することが重要である。ウイルス様粒子の計数には、主に電子顕微鏡、フローサイトメーター、および蛍光顕微鏡が用いられてきた。特に蛍光顕微鏡を用いた方法は簡便で、海水中のウイルス様粒子の計数によく利用されている。  蛍光顕微鏡法は、サンプルを直接あるいは希釈後フィルターで濾過し、フィルター上に捕集されたウイルス様粒子を蛍光染色剤で染色し計数する方法である。ウイルス様粒子数の過小評価の懸念から、これまではサンプルのプレ濾過は行われなかった。ところが河川や湖沼中には海洋と比較して微生物細胞や懸濁粒子が多く、そのため濾過操作に多大な時間を要し、さらにはこれらの粒子がウイルス様粒子数の計数の妨害になることが考えられた。そこで、本研究では微生物細胞や懸濁粒子を除くプレ濾過の操作が河川水中のウイルス様粒子数の過小評価を導くか検討した。, 日本陸水学会 第71回松山大会}, title = {蛍光染色ウイルス様粒子の計数におけるプレ濾過の効果}, year = {2006} }