@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068682, author = {野中, 博意 and 松澤, 大輔 and 金沢, 洋子 and 吉留, 英二 and 小畠, 隆行 and 橋本, 謙二 and 松田, 豪 and 池平, 博夫 and 野中 博意 and 松澤 大輔 and 金沢 洋子 and 吉留 英二 and 小畠 隆行 and 橋本 謙二 and 池平 博夫}, month = {Sep}, note = {脳内グルタチオン(GSH)の非侵襲的測定が統合失調症の診断・治療に貢献できる可能性が示唆されているが、1H-MRSではGSHの脳内濃度の低さ(1mM程度)や他物質の信号との重なりなどの理由から、さまざまな選択測定法が試みられている。先に我々は1.5T-MRを用いてDQF法による選択測定とLCModelによる定量解析を試みたが、ヒト脳からのGSH信号検出の再現性にやや疑問があった1)。本研究では、3T-MR上でMEGA-PRESS2),3)と通常のPRESSの比較を行いながらGSH測定最適条件(TE等)を検討した。【方法】臨床用3.0T-MR装置(Signa, GE)と送受信型QD頭部コイルを用いた。測定対象は、ファントム(NAA50mM + GSH20mM:調製時)及び健常ボランティアとした。PRESS測定条件(TE/TR = 30/5000ms、積算回数64-256)、MEGA-PRESS測定条件(選択照射位置4.56ppm、観測位置2.95ppm、TE = 68-100ms、TR = 1500ms、積算回数256-1024)。PRESSの測定データはLCModelで、MEGA-PRESSのデータはSA/GE(GEコンソール上)で解析した。【結果】ヒト脳では臨床研究に実用上有用なROI(19ml前後)で、PRESS- LCModel法によるGSH測定誤差(%SD)は15-999%(信頼性基準<20%)と非実用的であった。一方、MEGA-PRESS法では明瞭なGSH信号ピーク(2.95ppm)が検出されたが、定量条件の検討には高S/N比を得られる27mlのROIを選択した。本研究においては、MEGA-PRESSによる GSH信号識別のための最適TEは94ms近辺であった。【結論】高磁場MR装置(3T)でのMEGA-PRESS法では、PRESS-LCModel法の場合にS/N比が不十分であった小ROIにおいても、明瞭なGSH信号ピークを得られた。これにより臨床研究に有用なROIサイズを対象に精度の高い脳内GSH定量が期待できる。, 第34回日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM2006)}, title = {3T 1H-MRSによる脳内グルタチオン測定法の検討: PRESS法とMEGA-PRESS法の比較}, year = {2006} }