@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068678, author = {田中, 薫 and 王, 冰 and 村上, 正弘 and 笠井, 清美 and 野島, 久美恵 and 尚, 奕 and 藤田, 和子 and Herve, Coffigny and 早田, 勇 and 田中 薫 and 王 冰 and 村上 正弘 and 笠井 清美 and 野島 久美恵 and 尚 奕 and 藤田 和子 and 早田 勇}, month = {Sep}, note = {妊娠15日目でのWistar ラット雄胎児の重粒子線での胎内被ばくの影響を、0.1 Gy か ら2.0 Gy の線量範囲で、胎児生殖腺、出生後の精巣の発育、生殖力について調べた。 比較としては、200 kVp のX 線を使った。2.0Gyでの離乳前の子供の死亡率は、ネオン 線、炭素線、X線でそれぞれ、100%、18%、12%となった。ネオン線では0.1Gy程度の低 い線量でも、離乳前の子供の死亡率や睾丸重量、体重に対する睾丸の重量の割合に有 意な変化が見られた。炭素線やX線では、照射線量が0.5Gy以上になると、一般的に目 立った効果を引き起こした。0.5Gy以上の照射は、線量依存的に生殖母細胞のアポトー シスを誘導し、出生前死亡を増加させ、睾丸の下降をおくらせ、睾丸重量を軽くし、 体重に対する睾丸重量の割合を変化させ、精細管の奇形を増加させた。  1.0 Gyあるいは 1.5 Gyの照射を胎児期に受けると、雄の場合、 非照射の雌との交 尾の成功率に顕著な減少が見られた。一方、胎児期に0.5Gy以上照射を受けた雄と非照 射の雌との間の子供に、出生前死亡と離乳前の死亡率の有意な増加が見られた。これ らのことは、妊娠15日目での胎児への照射が、ラット雄胎児の発育や生後の精巣の成 熟や生殖力に対して、広範囲にわたって著しく有害な影響を引き起こすことを示して いる。そしてその影響は、線量とLETに関係していた。, 日本放射線影響学会 第49回大会}, title = {重粒子線によるラット胎児期被ばくの影響:精巣の発達と生殖力}, year = {2006} }