@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068658, author = {中森, 泰三 and 吉田, 聡 and 久保田, 善久 and 坂内, 忠明 and 中森 泰三 and 吉田 聡 and 久保田 善久 and 坂内 忠明}, month = {Sep}, note = {人類にとっての環境の重要性が認識されるにつれて科学的な原理に基づく環境の放射線防護が求められるようになり、種々の環境生物に関する放射線の影響データが求められるようになってきた。陸上生態系において土壌は生態系存続のための機能の大部分を担う極めて重要な系であり、土壌無脊椎動物はその中で重要な働きをしている。土壌無脊椎動物は栄養塩循環を促進し、植物の生産性や多様性に影響し、さらに餌資源となることで様々な陸上生物を支えている。その生態学的重要性と環境影響評価の材料としての扱いやすさの点から、土壌無脊椎動物、なかでもミミズとトビムシ、は有害化学物質の環境影響評価研究に広く用いられてきている。ミミズは化学物質の影響試験がOECDにより採用されており、ICRPによりレファレンス生物として採り上げることが検討されている。トビムシに関しては、ISOにより標準毒性試験方法が整備されており、OECDでは化学物質の影響試験に採用することが検討されている。これらの土壌無脊椎動物を用いることにより、化学物質について考案された方法を放射線の環境影響評価研究にも適用することができる。 本研究はこれらの土壌無脊椎動物に関して放射線影響についてのデータを取得し、放射線の環境影響評価の基礎とすることを目的としている。本稿ではシマミミズ(Eisenia fetida)とオオフォルソムトビムシ(Folsomia candida)の土壌無脊椎動物の繁殖あるいは生存にたいするガンマ線照射(急性あるいは慢性)の影響についての室内試験結果を報告し、化学物質との比較の点から放射線影響の特徴について議論する。, 日本放射線影響学会第49回大会}, title = {土壌無脊椎動物に対する放射線影響の室内試験}, year = {2006} }