@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068586, author = {中山, 文明 and 川名, 亜紀子 and 明石, 真言 and 中山 文明 and 川名 亜紀子 and 明石 真言}, month = {Jun}, note = {ヘパラン硫酸プロテオグリカン (HSPG)は、放射線皮膚硬化症に増加する細胞外マトリックスの1つである。これは、ヘパリン結合ドメインを有するgrowth factorの組織内濃度分布を決定する働きを担っているが、放射線障害時におけるその発現機序や役割は不明である。今回、in vitro 皮膚モデルに対してX線照射によって、alpha-actin (smooth muscle isoform) 陽性myofibroblastにHSPGの発現増加を誘発するとともに、この皮膚モデル中にcatalaseをはじめ抗酸化酵素の発現増加を認めた。そこで、角化細胞株HaCaTにcatalase遺伝子を導入したところHSPG発現が増加し、逆にvector-based siRNA によってcatalase遺伝子を抑制をしたところその減少を認めた。さらに、HSPGの発現に関連する11種類の糖転移酵素mRNAとcatalase mRNAを、catalase transfectantやこの放射線障害皮膚モデルで測定し、糖転移酵素の1種であるEXTL2の発現量がcatalaseの発現量と最もよく相関することを見出した。皮膚モデル系にcatalaseを添加し培養することでもHSPGの発現増加を誘発した。以上の所見より、放射線皮膚硬化症におけるHSPGの発現は、catalaseによる糖転移酵素を介した機序がコントロールしている、すなわちH2O2が関与している可能性が示唆された。, 日本研究皮膚科学会第31回年次学術大会・総会}, title = {放射線皮膚障害におけるヘパラン硫酸プロテオグリカンの発現調節について}, year = {2006} }