@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068580, author = {小松, 秀平 and 神立, 進 and 岸本, 理和 and 森, 慎一郎 and 遠藤, 真広 and 小松 秀平 and 神立 進 and 岸本 理和 and 森 慎一郎 and 遠藤 真広}, month = {Apr}, note = {当所では256列の検出器を搭載した256列CTスキャナ(4次元CT)を開発してきた。2005年3月、4次元CT2号機を作成し、放医研に導入された。この4次元CT2号機では、1回転0.5秒(従来1回転1秒)という高速回転に加え、検出器のダイナミックレンジが16ビットから18ビットに広げられたことで、高いSNが得られる。肺病変の呼吸性移動の解析と放射線治療への応用とともに、息止めでの画像評価を行っている。通常のマルチスライスCTと比較し、その現況を報告する。【対象と方法】当所の治験等審査委員会に実施計画の承認を得た。肺癌で重粒子治療予定の患者の中で、文書による説明に同意していただけた患者5人(男4人女1人、平均76.2:68〜81歳、T1N0M0 2人 T2N0M0 3人、腺癌4人 扁平上皮癌1人)。息止めにて胸部の立体スキャン(1秒スキャン撮影範囲約10cm管電圧120kV、管電流200mA)を行い、各断面(横断面、冠状断面、矢状断面)の表示を行い、通常のマルチスライスCTと診断能、画質を比較する。経静脈的造影剤は使用していない。【結果】実際の画像を供覧する。立体スキャンで得られた各断面画像は、腫瘍の輪郭、肺野の脈管の描出、縦隔や胸壁の正常構造の描出において従来のCTと遜色なかった。問題となるようなノイズやアーチファクトも認められなかった。従来のCTでは、心臓や大血管の近くでは拍動に伴うアーチファクトがみられ、4次元CTではそのようなアーチファクトは軽減した。テーブル移動なしの約10cmという撮影範囲は、位置決めの煩雑さがあった。【考察】4次元CT装置の画像は肺癌の画像診断において、臨床上問題ない水準であり、今後、肺以外の悪性疾患への臨床応用が期待される。, 第65回日本医学放射線学会学術集会}, title = {4次元CT(256列CT)装置による非テーブル移動立体スキャンの肺癌の臨床画像について}, year = {2006} }