@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068550, author = {近森, 穣 and 石原, 弘 and 田中, 泉 and 藤森, 亮 and 石原, 文子 and 鈴木, 桂子 and 近森 穣 and 石原 弘 and 田中 泉 and 藤森 亮 and 石原 文子 and 鈴木 桂子}, month = {Nov}, note = {ホ乳類細胞において放射線照射後、多数の転写制御蛋白質をコードする遺伝子が初期応答し、放射線による損傷の軽減化や回復に寄与することが予想されている。そして、低LET放射線により多種多様なラジカル物質の媒介するシグナル伝達が細胞内で行われ、初期応答遺伝子の発現が誘導されると考えられる。そのため、このシグナル伝達の分子機構の解析は、生体の放射線障害機構を明らかにするのみならず、障害を修飾する生体制御技術の開発に有用であると期待される。我々はヒトとマウスにおいて共通性の高い放射線応答機構を明らかにするために、4GyのX線照射によりヒト繊維芽細胞において誘導することがHiCEP法により同定された遺伝子群について、マウスマクロファージ細胞RAW264.7を用いて遺伝子の放射線応答性を分析を進め、特にfra-2遺伝子に注目した。fra-2はFOSファミリー遺伝子の一つであり、胎生期における全組織において発現し、軟骨形成において重要な役割を果たすことが報告されている。我々は定量real-time RT-PCR法により、照射4時間後のRAW264.7細胞において内在性のfra-2遺伝子発現が約2.3倍に増幅することを明らかにした。さらに、fra-2遺伝子の上流領域を利用したレポーター遺伝子を構築し、RAW264.7細胞に導入後に放射線を照射してレポーター遺伝子由来の蛋白質活性およびRNA量を解析した。その結果、照射して4時間後に約1.9倍のレポーターRNAの増加および約6倍の活性亢進が示された。本大会では、放射線応答に寄与するfra-2遺伝子の上流領域の塩基配列についてのレポーター遺伝子解析の結果も併せ報告する。, 日本放射線影響学会第48回大会}, title = {放射線初期応答遺伝子、fra-2の転写調節機構の解析}, year = {2005} }