@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068540, author = {鈴木, 桂子 and 田中, 泉 and 中西, 郁夫 and 榑松, 文子 and 薬丸, 晴子 and 伊古田, 暢夫 and 石原, 弘 and 鈴木 桂子 and 田中 泉 and 中西 郁夫 and 槫松 文子 and 薬丸 晴子 and 伊古田 暢夫 and 石原 弘}, month = {Nov}, note = {我々は昨年の本学会において、プロポリスの成分であるcaffeic acid phenethyl ester (CAPE)がmacrophage tumor株細胞であるRAW264.7において、heme oxygenase-1 (HO-1)遺伝子の転写活性化を強力に誘導することを報告した。CAPEは抗酸化活性を持つことが報告されており、CAPEによるHO-1遺伝子の転写活性化についても抗酸化活性によるという説が提唱されている。一方我々は、(1) CAPEと、CAPEのanalogである (2) caffeic acid ethyl ester (CAEE)、(3) chlorogenic acid、(4) curcuminをRAW細胞に加え、HO-1遺伝子の転写活性化を、RT-PCR法によりmRNAを定量することにより測定したところ、各々 (1) 36.5倍、(2) 20.1倍、(3) 1.3倍、(4) 6.4倍であった。一方 (1)〜(4) のredox活性を調べるためサイクリックボルタンメトリー法により還元力を測定したところ(4)が最も強く (1)〜(3) はほぼ同等であった。最も還元力の強い (4) curcuminのHO-1誘導活性はCAPEより弱いこと、(3) chlorogenic acidの還元力は (1) CAPEと同等にもかかわらずHO-1誘導活性はほとんどないことなど、これらの一連の類似化合物によるHO-1誘導活性は還元活性と相関しない。また (3) chlorogenic acidではエステルのアルコール部分の立体的な障害が大きいことなどから、macrophage細胞での2μM以下の低濃度での (1) CAPE, (2) CAEEによる強力なHO-1誘導活性はredoxによらず、おそらくレセプターへの結合を介するものと推測される。, 日本放射線影響学会第48回大会}, title = {Caffeic acid phenethyl esterおよびethyl esterによるmacrophageでのheme oxygenase-1遺伝子誘導活性化はレドックスを介さない機構による}, year = {2005} }