@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068538, author = {今岡, 達彦 and 岡本, 美恵子 and 西村, まゆみ and 島田, 義也 and 今岡 達彦 and 西村 まゆみ and 島田 義也}, month = {Oct}, note = {放射線による発癌リスクはさまざまな要因によって修飾されるが、遺伝的要因と被曝時年齢による修飾は重要な問題である。Apc遺伝子は、ヒトにおいて散発性および家族性大腸癌(familial adenomatous polyposis; FAP)の発症に関わる重要な因子であるが、近年原発ヒト乳癌での突然変異やメチル化異常が報告され、また乳癌リスクと関係する遺伝的多型も存在する。さらにApc遺伝子の生殖系列突然変異を持つFAPモデルマウスでは、X線照射やENU投与によって乳腺腫瘍が高発する。我々はApc遺伝子にナンセンス変異を持つApcMin/+マウスにおいてX線誘発乳腺腫瘍の被曝時週齢依存性を調べるために、5, 7および10週齢の野生型およびApcMin/+マウスにX線2 Gyを照射し、18週齢までに誘発される乳腺腫瘍の発生率および個体あたりの腫瘍数を調べた。その結果、野生型マウスにおいては腫瘍の発生は見られなかったのに対し、ApcMin/+マウスには乳腺腫瘍の発生が見られ、その発生率および腫瘍数は5週齢に比べて7および10週齢での被曝による場合に高かった。発生した腫瘍はすべてadenoacanthomaであった。放射線発癌リスクの年齢依存性が遺伝的要因によって修飾される可能性について考察する。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {ApcMin/+マウスにおけるX線誘発乳腺腫瘍の被曝週齢依存性}, year = {2003} }