@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068423, author = {大林, 久佐邦 and 大町, 康 and 谷, 吉朗 and 山本, 秀樹 and 鎌井, 陽子 and 遠藤, 和夫 and 前田, 尚之 and 真鍋, 淳 and 大町 康}, month = {Jun}, note = {目的 遺伝子(mRNA)発現解析を行なう際、解剖前の摂餌条件(非絶食あるいは絶食)で結果が異なることがあるということがわかってきた。そこで肝に対して影響がある化合物(clofibric acid)をラットに投与し、摂餌条件で肝の遺伝子発現がどのように変化するかを調べた。 \n方法 7週齢の雄性Crj: Wistarラットを1群5例、対照群/投与群にそれぞれ非絶食/絶食群を設定し、合計4群20例に配した。Clofibric acid(CA)は0.5%CMCに懸濁して200mg/kg/dayで3日間反復経口投与し、絶食群は解剖前16時間から絶食とした。遺伝子発現解析にはGeneChipを用い、Palmitoyl CoA β-oxidase活性およびCYP4A蛋白発現も同時に調べた。 \n結果および結論 絶食だけで脂質代謝系をはじめとする種々の分子の遺伝子発現が大きく変動した。このため、絶食対照群−絶食投与群間での遺伝子発現結果と非絶食対照群−非絶食投与群間のそれとは大きな差がみられた。蛋白質レベルでは、CA投与によりPalmitoyl CoA β−oxidase活性およびCYP4A蛋白発現の上昇がみられたが、絶食による 影響はわずかであった。以上の結果から、遺伝子発現を解析する際は、解剖前の摂餌条件を十分考慮する必要があることが示唆された。, 第29回日本トキシコロジー学会学術年会}, title = {DNAチップを用いた遺伝子発現解析結果に摂餌条件が与える影響}, year = {2002} }