@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068269, author = {白石, 久二雄 and 幸, 進 and 新江, 秀樹 and 阿山, 香子 and 白石 久二雄 and 幸 進 and 阿山 香子}, month = {Nov}, note = {Srレジンによる尿中の90Srの測定 \n〇白石久二雄、幸 進、新江秀樹、阿山香子 (放医所 線量評価 微量分析) \n目的:平常時並びに緊急被ばく時の線量モニタリングにおいて、体内に取り込まれたα、β核種の線量評価はバイオアッセイ法(尿や糞等の分析)により実施されている。この分析に要する時間はγ核種の分析時間に比べて長く、通常3-6日を必要とする。特に緊急時においては被ばく者の内部被ばく状況を早急に知ることが要求される。 本研究では尿中の90Srの分析をより迅速に実施するための方法の改良を目的とし、Srを特異的に吸着する樹脂の利用について検討した。 方法:人尿(200-300ml)を硝酸処理後、Sr画分をカルシウムリン酸塩で共沈した。沈殿物を8M硝酸に溶解して分離用の試料とした。 SrレジンはEichrome社製を使用した。分離用試料をSrレジンカラムに通してSrを吸着後、0.05M硝酸で溶出した。尿試料にはあらかじめ90Sr(日本アイソトープ協会より入手)ないし安定Sr(Specpure, Johson Matthey 社の標準物質炭酸ストロンチウムより入手)をスパイクした添加試料を調整してその回収率を求めた。は低バックグランドβカウンターにより測定。安定体Srについては誘導結合プラズマ・質量分析計(ICP-MS)にて定量した。 結果:90Srの添加実験からスパイク量、20-700mBq範囲で91-105%の回収率が得られた。安定体Srについてはこの方法では尿中の数10 ng/ml程度のSr量の変動が検出できることが解った。この樹脂は高価ではあるけれどもカラム分離に要する時間は約2時間と短く、尿分析においても有効な手段と言える。, 日本放射線影響学会第48回大会}, title = {Srレジンによる尿中のSr−90の測定}, year = {2005} }