@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068268, author = {宮脇, 大輔 and 宮脇 大輔}, month = {Nov}, note = {前立腺癌に対する陽子線治療前に施行した直腸内視鏡検査の結果をまとめ,その臨床的意義を検討した.【対象・方法】対象は2003年4月〜05年6月に陽子線治療計画のために入院した前立腺癌患者400例(45〜86歳;中央値70)である.前処置は検査当日のグリセロール浣腸50ml後の排便のみで,機種はフジノンEC-485ZWもしくはEC410WMを用いた.左右対向2門照射の陽子線治療でPTVに含まれる直腸粘膜の重点的な評価と同時に,S状結腸第1-2屈曲部まで観察し,その結果をまとめた.【結果】正常粘膜294例(73.5%),直腸ポリープ71例(18.8%),S状結腸ポリープ34例(8.5%),S状結腸進行癌1例(0.25%)であった.照射野内に含まれる下部直腸前壁の数mm大のポリープ合併25例(6.25%)は経過観察としたが,15〜20mm大のポリープ合併2例で陽子線治療を延期してEMRを先行し,1例で高分化型腺癌が証明された.EMR 1ヶ月後に陽子線治療を開始し,問題なく照射終了し,それぞれ1年6ヶ月,3ヶ月経過の現在,有害事象は認めていない. S状結腸癌を指摘された1例もS状結腸切除術を先行し,術後2ヶ月に陽子線治療が開始された.【結論】前立腺癌400例のうち2例(0. 5%)に直腸・S状結腸に同時重複癌を発見した.陽子線治療前の直腸内視鏡検査は直腸粘膜評価のみならず重複癌発見のためにも極めて重要である., 日本放射線腫瘍学会第18回学術大会}, title = {前立腺癌に対する陽子線治療前の直腸内視鏡検査の意義}, year = {2005} }