@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068210, author = {田中, 泉 and 石原, 文子 and 石渡, 明子 and 吉野, 智恵子 and 松島, 裕美子 and 田中, 美香 and 鈴木, 桂子 and 近森, 穣 and 石原, 弘 and 田中 泉 and 石原 文子 and 石渡 明子 and 吉野 智恵子 and 松島 裕美子 and 田中 美香 and 鈴木 桂子 and 近森 穣 and 石原 弘}, month = {Nov}, note = {マウスゲノム内には2000 copyのintracisternal A-particle (IAP) DNA エレメントが存在する。この配列は転写されて短いRNAとなり、独自の逆転写機構により完全長のIAP cDNAが合成された後に、ゲノムに組み込まれて周辺の機能に影響を及ぼすことがあり、実際にC3H/Heマウスの放射線誘発骨髄性白血病等の腫瘍細胞においてゲノム異常の原因となっている。細胞内にはIAP類似のDNA/RNAが膨大量共存するため分析は極めて困難であり、特に逆転写過程の分子機構は殆ど解明されていない。我々は、この未知のIAP特有の逆転写過程を解析するために、完全cDNAを定量できるように特殊デザインしたレポーター遺伝子を構築し、マウスマクロファージ細胞ラインRAW264.7細胞に安定導入した。そして当該安定導入細胞において内在レトロウイルスの逆転写過程に特有のcDNA構造が極微量存在することを定量PCRおよび定量real-time PCRにより証明した。さらに、電離放射線を照射した安定導入細胞では、IAP cDNA量の増加することをにすることを発見した。このcDNAは偶発的な逆転写物ではなく、ウイルス構造体内における特異逆転写であることから、放射線障害を受けた細胞内でゲノム変異原となるcDNA複合体の増加することが明らかになった。放射線障害を受けた細胞ではIAP cDNA複合体が内在性変異原として、ゲノム不安定化や腫瘍化に寄与することを示唆している。, 日本放射線影響学会第48回大会}, title = {マウス造血系細胞における内在レトロウイルス性の逆転写cDNAの放射線による増加}, year = {2005} }