@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068146, author = {大澤, 大輔 and 大澤 大輔}, month = {Jul}, note = {出張報告  本国際会議はイオン、光子と物質との衝突、散乱による相互作用に特化した学会であり、その分野に関係する世界中の大学、研究所から総勢500人近い研究者が参加した。午前中毎日行われたディスカッションでは理論、実験両面からの研究現状、新規トピックスが議論、報告され、最新の測定テクニックに関する知見を深めることができた。ポスター発表に関しては、表記タイトルについて、特にここ2年間で飛躍的に進歩し得られた実験結果を発表し、それらを解釈する理論的アプローチ等について貴重なコメントが得られた。 アブストラクト  水分子への重イオン衝撃により放出される電離電子線のエネルギー(10eV-12keV)、角度分布(20-160)を測定している。得られた二重微分断面積は中、高速電子に対して130以上での異常後方放出を示した。また観測角度について積分して得られる微分断面積とRuddモデルとの比較では、中速領域での減少、高速領域での異常増加を確認した。これら2つの結果は入射イオンとターゲット電子との単純な二体衝突では説明できない現象であり、放出電子が入射イオン-ターゲット核間での繰り返し衝突により運動エネルギーを獲得する、いわゆるFermi-shuttle加速現象が発生していることを示唆するものである。本講演では加速成分の定量評価を含む詳細を報告する。, ICPEAC2005}, title = {水蒸気への高速重イオン衝撃(6.0-10.0MeV/u He2+)による高エネルギー二次電子の異常放出について}, year = {2005} }