@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068145, author = {Okada, Yuki and 岡田 裕樹}, month = {Jul}, note = {本国際会議はイオン、光子と物質との衝突、散乱による相互作用に特化した学会であり、その分野に関係する世界中の大学、研究所から総勢500人近い研究者が参加した。午前中毎日行われたディスカッションでは理論、実験両面からの研究現状、新規トピックスが議論、報告され、最新の測定テクニックに関する知見を深めることができた。ポスター発表に関しては、表記タイトルについて、特にここ1年半の間で得られた新たな実験結果を発表し、今までの理論・実験では報告されていない現象についてのヒントとなるコメントを得ることができた。 アブストラクト  水分子へのHe2+イオン(15.0 MeV/u)衝撃により放出される電離電子線のエネルギー(4eV-3keV)、角度分布(20-160)を測定した。今回は、低速領域の二次電子を詳細に測定するために、残留磁場の影響を低減させる方法としてμ-metalカバーの導入をすることを試みた。その結果、全電離断面積の値がRudd modelよりも20%上昇する結果となった。この上昇は、既存の理論や実験値では存在しないものであり、且つ重粒子線治療方法にも影響を与える重要な値である。本講演では、本研究の測定方法やこの上昇に関する正当性を詳細に報告した。, ICPEAC2005}, title = {Doubly Differential Cross Sections of Low-energy Electrons Ejected in the Collision of 15.0 MeV/u He2+ Ions with Water Vapor}, year = {2005} }