@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068074, author = {市村, 幸子 and 臺野, 和広 and 根井, 充 and 沼田 幸子 and 臺野 和広 and 根井 充}, month = {Nov}, note = {Microarray法等の分子生物学分野の技術的進歩によって、放射線応答遺伝子や放射線感受性に関わる遺伝子の情報が飛躍的に増大している。一方、ヒト遺伝子の解読、mRNAの塩基配列情報の蓄積等によって放射線応答遺伝子の共通特性を調べる事が可能になってきた。我々はN.F.Markoらによって報告されたbetaおよびgamma線に応答するヒト遺伝子のmicroarrayによる情報を基に、応答遺伝子の5'UTRならびにTATA配列の有無を調べた。5'UTRは翻訳を制御する事が知られているが、その機構として(1) cap-dependent scanning (2) internal ribosome entry segment (IRES)が知られている。(2)の機構による翻訳はcell growthやcell deathをcontrolする遺伝子、protooncogenesやapoptosis関連遺伝子に見られる事、また、(1)の機構が作動しなくなるストレス下で(2)の機構が作動する例が有る事が分かってきた。今回調べた放射線応答遺伝子の多くはGC-richの長い5'UTRを持ち(2)の機構による翻訳が可能である事が明かとなった。共通配列の存在等について現在解析を進めている。一方、promoter解析は不十分で結論を得るまでの情報は得られなかったが、主要な応答遺伝子についてはTATA lessでSp1によって制御されている例が多く見られた。, 第47回日本放射線影響学会大会}, title = {放射線応答遺伝子の構造解析(1)mRNA 5'UTRの特性}, year = {2004} }