@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067957, author = {田中, 薫 and 長谷川, 真紀 and 渡辺, 恵子 and 吉田, 和子 and 王, 冰 and 辻, さつき and 早田, 勇 and 北川, 昌伸 and 相澤, 志郎 and 田中 薫 and 長谷川 真紀 and 渡辺 恵子 and 吉田 和子 and 王 冰 and 辻 さつき and 早田 勇 and 北川 昌伸 and 相澤 志郎}, month = {Nov}, note = {[目 的]フレンドウイルス感染C3Hマウスでは非致死線量照射でも死亡するように なるが、この放射線誘発造血障害の亢進作用は、感染から照射までの期間が一週間前 後と限られ、それをはずれた時期では見られない。そこで今回は、感染から照射まで 期間が、1週間の群と、この効果が見られなかった2週間の群の造血障害の状態の比較 を行ったので報告する。 [方 法]マウスは、C3H/He雄マウスを用いた。フレンドウイルス(FLV)感染後にX線 を3Gy照射し、骨髄中のCFU-S、CFU-Eや末梢血中の赤血球や白血球の細胞動態につい て調べた。 [結 果]FLV感染1週間後に3Gy照射したマウスでは、2週間後に照射したマウスより、 造血幹細胞であるCFU-S、赤血球系前駆細胞であるCFU-Eとも放射線感受性が高くなっ ていた。また、末梢血中の細胞の動態を見ると、感染1週間後に照射したマウスでは、 赤血球、白血球とも減少を続け、回復することが無かったが、2週間後に照射したマ ウスでは、赤血球の減少は、正常時の半分程度、白血球に至っては、有意な減少は見 られなかった。 [結 論]フレンドウイルス感染によるマウスの急性放射線障害の亢進効果は、感染 から照射までの期間が1週間前後と限られた時期にのみ見られるが、この効果が見ら れない感染2週間後に照射したマウスと比較すると、造血幹細胞から末梢血に至るま で大きな差が見られ、造血組織の回復の差等が、マウスの生死を分ける大きな原因の 一つになったものと考えられる。, 第47回日本放射線影響学会大会}, title = {フレンドウイルス感染による急性放射線障害の亢進効果:感染から照射までの時間と造血細胞}, year = {2004} }