@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067948, author = {鵜澤, 玲子 and 高井, 伸彦 and 扶川, 武志 and 志野, 弥生 and 安藤, 興一 and その他 and 鵜澤 玲子 and 高井 伸彦 and 扶川 武志 and 志野 弥生 and 安藤 興一}, month = {Nov}, note = {【目的】一般に腫瘍が増殖し、腫瘍体積が増すと腫瘍中心部は低酸素状態になり,放 射線抵抗性を示すようになると考えられている。またこれまでの実験により,ヌード マウスに移植したヒト由来HSG腫瘍には,20%の低酸素細胞が含まれていることがわ かっており,またNFSa腫瘍において放射線照射後早期のin vivoにおける14C-Thymidine取込み量が,治療効果を反映することを示してきた。そこで今回,ヌ ードマウス下肢に移植したHSG腫瘍に対して、人為的に下肢を結紮しhypoxicにした状 態と,通常のoxic状態において放射線を照射し、低酸素による放射線抵抗性の獲得を ,腫瘍体積を指標にした増殖遅延作用と,14C-Thymidine 取り込み量を 指標にしたDNA合成能(増殖能)を比較検討した。【方法】HSG腫瘍をヌードマウス下 肢に移植し,腫瘍直径が7-8mmに達したマウスを用いた。また低酸素負荷は照射前に1 5分以上結紮したhypoxic群と,結紮なしのoxic群に,γ線15Gyまたは炭素線15Gy( 290MeV/u LET:74keV/μm)を照射した。照射12−24時間後に14C-Thymid ine取り込み能を測定する群と,経日的に腫瘍体積を計測し,照射における低酸素の 影響を検討した。【結果・考察】HSG腫瘍ではγ線15Gy照射により,oxic群は,hypox ic群に比べ増殖遅延が生じ,放射線抵抗性が認められた。また炭素線15Gy照射では 、oxic、hypoxic群ともにγ線よりも増殖遅延が認められ,oxic群では腫瘍が消失し てしまうものが多くみられた。一方,γ線照射24時間後の14C-thymidine 取り込み能では,hypoxic群の値はoxic 群の値よりも高い傾向を示したことから,14C-Thymidine取り込みが,治療効果を示すだけではなく,低酸素負荷によ る放射線抵抗性の発現を示すことが示唆された。, 第47回 日本放射線影響学会}, title = {低酸素負荷によるHSG腫瘍の放射線抵抗性の発現}, year = {2004} }