@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067947, author = {田中, 泉 and 石原, 弘 and 石原, 文子 and 田中, 美香 and 吉野, 智恵子 and 石渡, 明子 and 鈴木, 桂子 and 蜂谷, みさを and 明石, 真言 and 田中 泉 and 石原 弘 and 石原 文子 and 田中 美香 and 吉野 智恵子 and 石渡 明子 and 鈴木 桂子 and 蜂谷 みさを and 明石 真言}, month = {Nov}, note = {レトロトランスポゾンintracisternal A-particle (IAP) DNA エレメントはレトロウイルスのプロウイルスに酷似したマウスゲノム内の反復配列である。IAPは内在変異原としてゲノム異常を誘発することが多数のマウス腫瘍細胞で見出されており、我々もC3H/Heマウスの放射線誘発骨髄性白血病細胞において当該ゲノム異常の頻発することを既に発見している。IAP DNAエレメントは転写され、ウイルス様粒子を形成した後に、逆転写による完全化を経てゲノムに組み込まれることが、ゲノム異常部位の構造から推察されている。しかし、細胞内にはIAP類似のDNA/RNAが膨大量共存するため分析は困難であり、転写〜粒子形成〜逆転写〜ゲノム構造異常までに至るの過程の分子機構は殆ど解明されていない。我々は、この未知の過程を解析するために、IAPエレメント挙動解析用に転写解析用および転写後解析用のレポーター遺伝子を構築してライン化およびマウス脾臓細胞にtransient導入し、real-time Reverse Transcription PCRによるレポーターRNA高精度定量技術(特許出願中)を利用して、血液細胞における転写頻度および粒子寿命を測定した。  正常C3H/Heマウス脾臓では内在するIAP由来のRNAの蓄積量が著しく多いが、当該細胞に導入した外来IAP LTRは転写を促進するものの、そのレベルは著しく強くはなかった。一方、完全型IAP RNAの半減期は2時間であったが、特定の内部構造を除去することにより0.8時間に低下した。以上の結果からIAP RNAの細胞内レベルは、転写のみならずウイルス様粒子形成等の転写後過程も寄与することが示された。, 日本放射線影響学会第47回大会}, title = {ゲノム異常誘発型内在レトロウイルスRNAのマウス血液細胞における挙動解析}, year = {2004} }