@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067943, author = {野口, 実穂 and 岡田, 真希 and 岡部, 篤史 and 安藤, 興一 and 岡安, 隆一 and 野口 実穂 and 岡田 真希 and 岡部 篤史 and 安藤 興一 and 岡安 隆一}, month = {Nov}, note = {ヒト末梢血リンパ球は放射線感受性が最も高い組織として知られている。しかし、放射線感受性を決定する明確な因子はいまだわかっていない。また、non-homologous end joiningに関係するDNA-PKcsやKu80に異常があるとも言われているが、確定はできない。リンパ球の放射線感受性を明らかにするには、修復機構を明確にする必要がある。今回我々はG1-type PCC法とリン酸化H2AX (γ-H2AX)のfocus形成からヒト末梢血リンパ球と正常ヒト線維芽細胞(HFL?)とのDSB修復の違いを検討した。G1-type PCC法において、37℃incubation時に起きる修復をWortmannnin(WM)により阻害すると、2Gy照射直後のリンパ球と線維芽細胞の過剰染色体fragment数は差がなく、照射によるDSB数はほぼ同じであったのに対し、時間経過後の過剰染色体fragment数はリンパ球の方が高くなった。さらに、免疫組織染色法によるリン酸化H2AX(γ-H2AX)のfocus形成数は両者ともほぼ照射後0.5hrで最大値となるが、2時間経過後ではリンパ球で線維芽細胞の約2倍のfocusが残っていた。これらの結果から、リンパ球と線維芽細胞のDSBの起こりやすさは同じだが、リンパ球は線維芽細胞に比べてDSB修復の効率が悪く、それが放射線感受性を高めている原因の一つと考えられ、分子レベルでの機構解析を急いでいる。, 第47回日本放射線影響学会}, title = {正常ヒト末梢血リンパ球とヒト線維芽細胞におけるDNA 二重鎖切断修復について}, year = {2004} }