@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067899, author = {三枝, 公美子 and 古野, 亜紀 and 野島, 久美恵 and 今井, 高志 and 三枝 公美子 and 古野 亜紀 and 野島 久美恵 and 今井 高志}, month = {Oct}, note = {正常ヒト皮膚由来線維芽細胞に低、高LET放射線を照射後の遺伝子発現変動をマイクロアレイ法にて調べ、プロファイルを比較する事により、重粒子線に特異的に反応する遺伝子群を検索する事を目的とする。重粒子線感受性に関わる遺伝子群を同定することにより遺伝子発現をコントロールすることでより効果的な重粒子線照射計画を立てることが可能になると思われる。今回我々は0.1、2、5Gy のX線、または炭素イオンビーム照射を行った。照射後0、1、3、6、12、18、24時間後にRNA抽出を行い材料とし、遺伝子発現プロファイルを22Kカスタムオリゴアレイを用いて解析した。また、各照射細胞におけるコロニーァッセィによる生存曲線の比較を行った。線量−生存率曲線の指標であるD10、D0、Dq値を求めた。その結果D10、D0、Dq、N値はX線照射の場合で,5.14 Gy、1.06 Gy, 1.78 Gy, 3.40で、炭素イオン線の場合で,1.96 Gy, 3.02 Gy, 0.14 Gy, 1.20 であった。X線照射において0.5Gyでは1Gy照射に比して生存率が低い事が示唆された。X線0.1Gy照射後、遺伝子発現の異なる遺伝子の数が2Gy照射時よりも多い事に関連あると考えられる。遺伝子発現変化を線質特異的な分子マーカーの同定を試みたので報告する。 正常ヒト皮膚由来線維芽細胞に低、高LET放射線を照射し、経時的または線量依存的な遺伝子発現変化をマイクロアレイ法を用いてプロファイルを作成、比較する事により重粒子線に特異的に反応する遺伝子群を検索する事を目的とする。重粒子線感受性に関わる遺伝子群を同定することにより遺伝子発現をコントロールすることでより効果的な重粒子線照射計画を立てることが可能になると思われる。今回我々は、0.1、2、5Gy のX線、または炭素イオンビーム照射を行った。照射後0、1、3、6、12、18、24時間後にRNA抽出を行い材料とした。遺伝子発現プロファイルを22Kカスタムオリゴアレイを用いて解析し、遺伝子発現変化を線質特異的な分子マーカーの同定を試みた。また、各照射細胞におけるコロニーァッセィによる生存曲線の比較を行った。線量−生存率曲線の指標であるD10、D0、Dq値を求めた。その結果D10、D0、Dq、N値はX線照射では,5.14 Gy、1.06 Gy, 1.78 Gy, 3.40、炭素イオン線では,1.96 Gy, 3.02 Gy, 0.14 Gy, 1.20 であった。X線照射において0.5Gyでは1Gy照射に比して生存率が低い事が示唆された。, 第63回日本癌学会学術総会}, title = {正常ヒト線維芽細胞を用いたい炭素イオン線における遺伝子発現変化の検討}, year = {2004} }