@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067847, author = {Takai, Nobuhiko and Inoue, Osamu and Koike, Sachiko and Ando, Koichi and Uzawa, Akiko and Fukawa, Takeshi and 高井 伸彦 and 井上 修 and 小池 幸子 and 安藤 興一 and 鵜澤 玲子 and 扶川 武志}, month = {Oct}, note = {放射線治療後において,MRIやCTでは治療効果を判定するには数週間を要するため,治療後早期の効果判定は腫瘍増殖能や照射計画を推測する上で重要であると考えられる.そこで今回我々はThymidineおよびFDGを用いたダブルトレーサ法により,炭素線照射後の腫瘍体積の変化が認められない早期(12時間後)と再増殖時期(14日後)におけるDNA合成能と糖代謝について検討を行った. 【方法】C3H雄性マウスの下肢にNFSa腫瘍を移植し,腫瘍直径が7.5mmのマウスに線量およびLET(14keV/μm,74keV/μm)の異る炭素線(6cm-SOBP)を照射して腫瘍体積を経日的に計測した.またDNA合成能と糖代謝を計測するため,照射12時間後と14日後に炭素線を照射したマウスに,18F-DGおよび14C-Thymidineを尾静脈投与した.投与30分後に屠殺して速やかに下肢腫瘍と筋肉および血液(Plasma)を採取し,液体シンチレーションカウンターで計測した. 【結果・考察】腫瘍体積は照射後2日まで,照射群(3-60Gy)は非照射群と比べ変化は認められなかった.糖代謝は照射12時間後では,照射群において軽度の減少がみられるもののLETおよび線量依存性(22-40Gy)は認められなかった.また腫瘍再増殖がみられる照射14日後においても変化は認められなかった.一方で,14C-Thymidine取込能は照射12時間後に,線量およびLETに依存した有意な取込能の減少が認められ,照射12時間後の腫瘍取込能と照射14日後の腫瘍体積との間に高い相関性が認められた.さらに照射14日後においては,腫瘍増殖速度に応じた取込能の増大が認められた.以上の結果から,14C-Thymidineは照射後早期において放射線治療効果を判定すると共に,再発する腫瘍の増殖速度を推定出来ることが示唆された., 第48回日本放射線影響学会}, title = {Early Change of 14C-Thymidine Uptake after Carbon-beam Irradiation in Experimental Tumors}, year = {2003} }