@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067846, author = {二藤, 彰 and その他 and 二藤 彰}, month = {Aug}, note = {BMP抑制分子SOSTは sclerosteosisの原因遺伝子であり、BMPリガンドに細胞外で結合する抑制分子である。骨形成機構におけるSOSTの生理的役割を理解するため、初代骨芽細胞を用いたin vitroにおけるSOSTの発現とその制御、ならびに in vivoでの骨格発生過程における発現を検討した。(方法と結果)マウス胎児頭蓋冠由来細胞を分化させると、石灰化をおこす時期より以前にSOSTの遺伝子発現が認められ、時間とともに発現が上昇した。分化に関与する他の分子と比較したところ、転写因子Osterix (Osx)の発現がSOSTの発現より若干先行した。BMPによりOsx、SOSTの発現誘導がおこり、さらにNogginによりそれらの内在性の遺伝子発現が抑制された。胎児発生15日以降の頭蓋、長管骨等多くの骨形成部位においてOsx、SOSTの発現はoverlapしていることが観察された。これらの結果から骨形成過程におけるSOSTとOsxの共発現が認められ、ともに内在性のBMPによって制御されていることが示唆された。(結論)本研究により、骨形成に対して負に働く正制御因子SOSTと正に働く制御因子Osxの遺伝子発現が密接に関係していることがわかった。, 第22回日本骨代謝学会}, title = {骨形成過程におけるSOSTとOsterixの共発現とその制御}, year = {2004} }