@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067760, author = {岸本, 理和 and 神立, 進 and 花岡, 昇平 and 小畠, 隆行 and 溝江, 純悦 and 辻井, 博彦 and 岸本 理和 and 神立 進 and 花岡 昇平 and 小畠 隆行 and 溝江 純悦 and 辻井 博彦}, month = {Apr}, note = {[目的]頭頚部腫瘍に対する重粒子線治療による放射線脳障害の臨床所見とMRI画像を検討する。 [対象・方法]頭頚部治療に対する重粒子線治療が行われた症例で、照射後照射野内にT2強調像でhigh intensityやGd造影による染まりが出現し、3ヶ月以上変化がなかったか改善した症例、または拡大傾向があっても1年以上の経過で悪性所見や腫瘍が否定された症例20例を対象とした。MRIの所見から放射線障害を以下のようにGradingした。Grade1:造影による染まりまたは浮腫のみ、Grade2:その内部に造影されない領域や嚢胞性の病変を含む、Grade3:mass effectを伴う、Grade4:外科的手術が必要と思われるmass effectや出血。 [結果]照射線量は48-59Gyで合った。照射終了から放射線障害の所見の発現までの期間は2ヶ月から4年9ヶ月(平均2年3ヶ月)で合った。最初の造影による染まりの出現部位には1例をのぞいてほぼ100%線量が入っていた。最初のMRI像ではGrade1が13例、Grade2が6例、1例のみがGrade3で合った。臨床症状が出現した症例は7例、ステロイドの投与を行った症例は8例であった。経過中に手術が必要となったGrade4の症例は2例であったが、2例とも生検で癌組織は認めなった。MRI所見は照射野内の造営される領域とその周囲の浮腫として出現し、徐々にその内部に造影の弱い領域が広がる。経過観察中に嚢胞性病変を8例認めた。 [結論]重粒子線治療による放射線脳障害は半数以上は治療を必要としなかった。照射野内の特徴的なMRI所見は原疾患の浸潤や転移との鑑別に役立つと思われた。, 第63回日本医学放射線学会 学術発表会}, title = {頭頚部腫瘍に対する重粒子線治療による放射線障害のMRI}, year = {2004} }