@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067693, author = {勝部, 孝則 and 冨樫, 伸 and 荻生, 俊昭 and 辻, 秀雄 and 勝部 孝則 and 荻生 俊昭 and 辻 秀雄}, month = {Dec}, note = {Srcチロシンキナーゼの基質として見いだされたcortactinはアクチン繊維結合タンパク質である。最近,アクチン重合で働くArp2/3 complexとの相互作用が報告され,cortactinはアクチン繊維の再編成に関与すると考えられている。我々はショウジョウバエのcortactinが細胞間接着の裏打ちタンパク質ZO-1に結合すること,両タンパク質がハエ成虫原基上皮細胞の細胞間接着部位に共存することを報告し,cortactinの細胞間接着への関与の可能性を示した。本大会では,36アミノ酸を単位とする反復配列の数が異なるマウスcortactinイソ型5種の同定について報告する。[方法]各イソ型の臓器毎の発現をRT-PCRおよびウェスタン法により検討した。各イソ型を蛍光タンパク質等との融合タンパク質として発現する系を用い,in vitroでのアクチン繊維結合と,上皮性細胞株における細胞内局在を検討した。[結果]反復配列が4.5,3.5,2.5回のマイナー型の発現は殆どの組織で低かったが,脳においては4.5回型が,6.5,5.5回のメジャー型と同程度に発現していた。6.5,5.5回のメジャー型は強いアクチン繊維結合能を有し,上皮性細胞株の細胞間接着部位に濃縮された。4.5,3.5,2.5回のマイナー型はメジャー型よりも弱いアクチン繊維結合能を示し,細胞間接着部位への濃縮効率も低かった。反復配列を完全に欠く欠失変異型cortactinは,アクチン繊維に結合せず,細胞間接着部位に濃縮されなかった。[結論]脊椎動物上皮細胞においても,cortactinはアクチン繊維結合に依存して細胞間接着部位に局在する。, 第26回 日本分子生物学会年会}, title = {cortactinイソ型の細胞間接着部位への局在はアクチン繊維結合に依存する}, year = {2003} }