@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067679, author = {高萩, 真彦 and 塩見, 忠博 and 巽, 紘一 and 高萩 真彦 and 塩見 忠博 and 巽 紘一}, month = {Dec}, note = {DNA 二本鎖切断損傷の非相同組換え修復(NHEJ)は、基本的には DNA 断端の物理的な再結合過程である。この経路を直接触媒するのは DNA リガーゼ複合体(Ligase IV/XRCC4)であるが、その活性は他の因子により調節を受けると考えられている。DNA 依存性プロテインキナーゼ(DNA-PK)はこの修復過程を制御する因子の一つであり、そのキナーゼ活性が DNA 断端再結合反応を制御することが報告されている。加えて、DNA-PK あるいはその構成因子(DNA-PKcs, Ku70/Ku80)が DNA の構造変換に寄与する可能性が指摘されており、断端再結合過程は反応複合体の構造変化によっても調節されると推察される。  本研究では、試験管内でのモデル反応系を利用し、DNA の高次構造変化との関連において、この修復経路を調節する生化学的な因子について調査を行った。その結果、DNA 断端部位を介した一群の核蛋白質の凝集会合が、DNA 断端の再結合を効率よく進める条件となることを見出した。現在、この高次構造体形成に関わる蛋白質の同定ならびに個々の因子の機能の特定を行っており、その経過についても報告する。, 第26回日本分子生物学会年会}, title = {DNA 依存的な核蛋白質凝集化は DNA 末端再結合反応を促進する}, year = {2003} }