@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067662, author = {重茂, 浩美 and 重茂, 克彦 and 阪口, 雅弘 and 亀岡, 洋祐 and 松下, 悟 and 稲田, 敏樹 and 重茂 浩美 and 松下 悟}, month = {Dec}, note = {目的]我々は抗体に対するウイルスのエスケープ機構を分子生物学的に検討する目的で、マウスを宿主とする乳酸脱水素酵素ウイルス(LDV)の持続感染様式に着眼し解析を進めてきた。前年度年会では、中和エピトープを有するウイルスエンベロープ蛋白VP-3及びVP-3とheterodimerを形成するとされているVP-2の双方をC末端にtagを付加した融合蛋白として恒常的に発現する細胞株を樹立しその解析結果を報告した。しかしVP-2に対する特異抗体がなく抗tag抗体による解析に止まったため、本研究ではVP-2に対する特異抗体を作製し、恒常的発現株におけるVP-2の発現様式の解析を進めた。[材料と方法]LDV-C株 VP2のC側11残基に相当するペプチドを合成しKLHと結合後、ウサギに免疫することにより当該領域に特異的な抗体を作製した。Affinity精製後の抗体を用いて免疫蛍光染色及びwestern blotを行い、発現株におけるVP-2の細胞内局在性と分子量を検討した。[結果・考察]LDV感染細胞を抗原としたwestern blotにより得られた抗体の特異性を確かめた後、免疫蛍光染色で発現株におけるVP-2の細胞内分布を調べた。その結果、VP-2は細胞質全体で検出され、これは先に抗tag抗体を用いた場合と同様の分布であることが判明した。現在、発現株におけるVP-2と VP-3との結合の有無を検討するために、この新規作製抗体を用いた免疫沈降法を試みている。, 第24回日本分子生物学会年会}, title = {乳酸脱水素酵素ウイルスエンベロープ蛋白VP2に対する抗体の作製}, year = {2001} }