@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067641, author = {山口, 修一 and 長谷川, 真紀 and 田中, 薫 and 吉田, 和子 and 野田, 攸子 and 巽, 紘一 and 相澤, 志郎 and 広川, 勝いく and 北川, 昌伸 and 山口 修一 and 長谷川 真紀 and 田中 薫 and 吉田 和子 and 野田 攸子 and 巽 紘一 and 相澤 志郎 and 北川 昌伸}, month = {Dec}, note = {我々はC3Hマウスとフレンド白血病ウイルス(FLV)を用いて、レトロウイルス感染が放射線誘発アポトーシスを著名に増強する現象を見出した。FLVに感染したC3Hマウスに低線量の放射線(300cGy)を全身照射すると、照射後2週前後でマウスは著名な貧血を起こして死亡し、骨髄では赤芽球系細胞を中心とした高頻度のアポトーシスが観察される。p53蛋白の解析およびp53の標的遺伝子の発現解析からこの実験系ではp53の強い活性化が起こっており、またC3Hを背景としたp53-/-マウスではこの現象は起きないことから、この系で見られるアポトーシスはp53依存性であることが明らかとなった。そこで今回我々は、放射線誘発アポトーシスにおいてp53の上流で作用する可能性のあるATMとDNA-PKについて、各々C3Hを背景としたノックアウトマウスあるいは変異マウスを用いて本現象について解析した。その結果、ATM-/-マウスでは放射線誘発アポトーシスについてFLV感染による影響は見られず、p53蛋白の蓄積およびそのリン酸化もほとんど見られなかった。またDNA-PKの変異マウスであるSCIDマウスにおいてもほぼ同様の結果が得られた。したがってこの実験系で見られるアポトーシスおよびp53の活性化機構には通常放射線照射時にp53の活性化に必要とされているATMの他にもDNA-PKが必要であることがわかった。この実験系におけるATMおよびDNA-PKの役割についてさらに検討し、考察を加える。, 第25回 日本分子生物学会年会}, title = {レトロウイルス感染による放射線誘発アポトーシスの増強効果におけるDNA-PKおよびATMの役割}, year = {2002} }