@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067638, author = {臺野, 和広 and 市村, 幸子 and 根井, 充 and 臺野 和広 and 沼田 幸子 and 根井 充}, month = {Oct}, note = {Growth arrest and DNA damage-inducible protein 45a (GADD45a)遺伝子は電離放射線に応答し、その転写が誘導される。また、その応答は数cGyの放射線照射においても観察されることが報告されている。電離放射線によるGADD45a遺伝子の転写誘導は転写因子p53依存的であり、p53がイントロン3にあるp53認識配列に作用することが必要である。近年、p53は他の転写調節因子との相互作用を介して機能することが多いことが明らかになってきたが、GADD45a遺伝子の放射線応答に関与するp53以外の転写調節因子についてはまだ明らかにされていない。これまで我々は、ヒト白血病細胞由来の細胞株ML-1を用い、GADD45a遺伝子の上流領域およびイントロン3において、放射線に応答して核内因子が特異的に結合する部位をゲルシフト法により複数見出している。今回、酵母one-hybrid法を用いて、これまで放射線応答が明らかにされていなかった転写因子RFX2が、放射線照射後、遺伝子上流-793 bp / -759 bpの配列に結合することを見出した。 \n[目的]   本研究では、GADD45a遺伝子の上流-793 bp / -759 bpに結合し、放射線応答に機能する転写因子を明らかにすること目的とする。 [実験方法] GADD45a遺伝子の上流-793 bp / -759 bpの配列をターゲットとし、酵母one-hybrid法を用いたスクリーニングを行った。スクリーニングの結果得られた転写因子RFXの-793 bp / -759 bpの配列への結合をEMSA により確認した。抗RFX2抗体を用い、RFX2タンパク質の応答をwestern blotにより解析した。 [結果]   酵母one-hybrid法を用いたスクリーニングの結果、RFX (Regulatory Factor X) 転写因子がGADD45a遺伝子の上流-776 bp / -759 bpの配列(TGGGTTGCCAGGGATTCC)に結合することが分かった。さらに、RFX転写因子ファミリーメンバーの一つであるRFX2タンパク質が放射線により誘導されることを見出した。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {GADD45遺伝子上流に結合する放射線応答性転写因子の同定}, year = {2003} }