@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067563, author = {石原, 弘 and 田中, 泉 and 吉野, 智恵子 and Cheeramakara, Cheerarattana and 鈴木, 桂子 and 石原 弘 and 田中 泉 and 吉野 智恵子 and Cheeramakara Cheerarattana and 鈴木 桂子}, month = {Oct}, note = {レトロトランスポゾンintracisternal A-particle (IAP) DNA エレメントはレトロウイルスのプロウイルスに酷似したマウスゲノム内の反復配列であり、その構造および塩基配列のバリアントはハプロイド当たり数千コピー散在する。IAPエレメントは転写後に逆転写されてゲノムに組み込まれることで、ゲノム構造異常を引き起こす内在性変異原である。我々は転写制御に寄与する5'上流のlong terminal repeatのU3領域の塩基配列の特徴を利用してIAPエレメントをA~H型に分類した。更にC3H/Heマウス等の造血系細胞ではH型LTRを持つIAP-RNAレベルが高く、その骨髄性白血病細胞ではH型LTR-IAPによるゲノム異常の頻発することを報告してきた。ゲノム異常の発生頻度にIAPの転写が寄与することが示唆されたので、IAP-LTRの転写制御機構の分析を行った。  A型、D型およびH型のIAP-LTRに由来するU3領域を上流に配置させたルシフェラーゼレポーター遺伝子を細胞に導入してルシフェラーゼの活性およびRNA量を測定した。非造血系細胞内ではA、D、H型とも転写促進は認められなかったが、Raw264.7細胞等のBalb/cマウス由来の骨髄系細胞内ではD型、C3H由来の骨髄系細胞内ではH型のLTRのU3配列に強い転写機能のあることが判明した。このことから、D型およびH型を特徴付ける短い塩基配列によりマウス系統および組織に特異的な転写が制御され、内在変異発生またはゲノムの不安定化に寄与することが示唆された。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {C3Hマウス放射線誘発骨髄性白血病細胞のゲノム異常に寄与するIAP LTRの転写機能の解析}, year = {2003} }