@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067545, author = {安村, 今日子 and 三枝, 公美子 and 今井, 高志 and 柿沼, 志津子 and 五十嵐, 一衛 and 島田, 義也 and 安村 今日子 and 三枝 公美子 and 今井 高志 and 柿沼 志津子 and 島田 義也}, month = {Oct}, note = {【目的】IkarosはKruppel型転写因子であり、リンパ球の分化に必須であるだけでなく、白血病発生にも関与していると考えられている。当グループは、放射線誘発マウス胸腺リンパ腫の50%以上においてIkarosが不活性化されており、その不活性化様式の一つに、ドミナントネガティブ(DN)型Ikarosの高発現があることを明らかにした。がん細胞でDN型Ikarosが高発現していることは、近年、白血病患者においても多数報告されている。しかし、Ikarosの不活性化による発がん機構はほどんど明らかにされていない。本研究では、T細胞系列において、DN型Ikaros(IK6)の発現により発現量が変化する遺伝子をスクリーニングし、IK6の発現による発がんに関わる遺伝子を同定することを目的としている。【方法】ドキシサイクリン(Dox)添加により、IK6を一過的に誘導することができるヒト急性T細胞白血病細胞由来Jurkat細胞株(Jurkat-IK6細胞)を樹立した。Dox添加後経時的に調製した細胞からRNAを抽出し、経時的な遺伝子発現の変化(0、12、24、48時間)をマイクロアレイ法を用いて調べた。得られた候補遺伝子について、リアルタイムPCR法により、発現量の変化を調べた。マイクロアレイ、リアルタイムPCRの結果が相関し、発現量の変化が大きかった候補遺伝子については、5'領域をPCR法によりクローニングし、レポーター遺伝子の上流に挿入したレポータープラスミドを作製した。これらのプラスミドをIK6発現ベクターとともにJurkat細胞に導入し、プロモーター活性を測定した。【結果・考察】 マイクロアレイによるスクリーニングから得られたデータを解析し、経時的な遺伝子発現の変化が見られた遺伝子約60種を候補遺伝子とした。マイクロアレイ、リアルタイムPCRの結果から、3種の遺伝子について解析を進めた。プロモーター活性測定の結果、IK6の発現に伴ってプロモーター活性が上昇したことから、これらの遺伝子が転写レベルの活性化を受けていることが示唆された。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {転写因子Ikarosの標的遺伝子の探索}, year = {2003} }