@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067544, author = {西村, まゆみ and 今岡, 達彦 and 柿沼, 志津子 and 永井, 絢也 and 島田, 義也 and 西村 まゆみ and 今岡 達彦 and 柿沼 志津子 and 永井 絢也 and 島田 義也}, month = {Oct}, note = {放射線による発がんリスクを研究する時、早期に発症する白血病などの血液系の腫瘍と、肝癌や乳癌などの晩期に発症する固形腫瘍についての両方の情報が必要である。乳腺は放射線による発がん感受性の高い器官である。近年、宇宙線の被曝を受ける国際線スチュワーデスの乳癌リスクが高いことが報告された。また、宇宙時代を迎え、重粒子線を含む宇宙放射線に被曝する女性宇宙飛行士の乳がんリスクが問題となる。重粒子線治療においては、患者の生存期間の延長にともない、二次がんの予測と予防が重要となってきている。そこで今回、重粒子線による乳がん発生に関する基礎的知見を得るため、4系統のラット(Sprague-Dawley、 F344、 Wistarおよび ACI/N)に290 MeV炭素線(LET 50 keV/µm)を0, 0.5, 1および2 Gy照射し、誘発される乳癌の線量依存性、および腫瘍の形態を調べた。その結果、系統依存性では、Sprague-DawleyおよびWistarラットに発生率が高く、F344および ACI/Nラットでは低いことがわかった。またその発生率と腫瘍数には線量依存性が見られ、腫瘍は主に腺癌と線維腺腫であった。これらの結果から、重粒子線誘発乳がん感受性に系統依存性が見出された。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {ラットにおける重粒子線による乳がん発生の系統差}, year = {2003} }