@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067538, author = {三枝, 新 and 大津, 裕司 and 古瀬, 健 and 野田, 攸子 and 荻生, 俊昭 and 三枝 新 and 古瀬 健 and 野田 攸子 and 荻生 俊昭}, month = {Oct}, note = {現在、国際機関・研究所が推奨している線量・線量率効果は動物実験データと線量効果関係のモデル解析に基づいて算出されている。これに対してNCRPは、ICRP1990年勧告のリスク評価過程の不確かさ解析を行い、DDREFの設定が最大の要因であることを示した。さらにEPAの解析においても同様の結果が示されている。このことは、今日の放射線健康リスク評価において、動物実験データとその解析が極めて重要な要素であることを示唆している。放医研では過去に実施された長期飼育・動物発がん実験の過程で得られた病理データ・標本サンプルが保管されている。これらのデータ・サンプルを将来における再解析・再利用に供することを目的として、実験・結果データ(病理診断データ)のDB化、および腫瘍組織切片(パラフィン切片)と病理標本(スライド)の体系的保存のためのサンプルバンクの構築を開始した。そのための予備調査として、各照射実験のラボノートより、複数の実験計画から計400匹分の実験データ(照射条件、期間、動物データ、等)および結果データ(病理診断データ)を予備抽出し、これらのデータすべてを体系的に電子化するのに必要と考えられるデータ項目を、リレーショナルDBの構築を前提としたデータフォームを作成した。このフォームを用いて、放医研の長期発がん実験データの電子化を実施した。対象としたのは、大津、古瀬、野田らによる、C3H/Heマウス(4週齢・♂)に対する低線量γ線照射実験データで、低・中線量放射線(0, 0.125, 0.25, 0.5Gy, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7Gy)によって誘発された骨髄性白血病、肝腫瘍、肺腫瘍の病理診断データの他、誘発腫瘍の組織切片および病理標本が保管されている。今回は0〜0.5Gyまでの1584匹の実験個体についてデータについて電子化を行い、1Gy未満の低線量域における腫瘍発生の線量依存性について考察を行った。, 日本放射線影響学会 第46回大会}, title = {放射線影響研究のためのデータアーカイブの構築}, year = {2003} }