@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067520, author = {中島, 徹夫 and 湯川, 修身 and 大山, ハルミ and 王, 冰 and 早田, 勇 and 稲葉, 浩子 and 中島 徹夫 and 湯川 修身 and 大山 ハルミ and 王 冰 and 早田 勇 and 稲葉 浩子}, month = {Oct}, note = {〔序論〕 我々はこれまでに放射線感受性株3SBH5細胞においてプロテインキナーゼC(PKC)の活性化剤や阻害剤がその放射線誘発アポトーシスの割合を変化させることを報告した。しかしながらPKCの放射線誘発アポトーシスにおける機能発現の詳細は未だ明らかでない。そこで今回、我々は放射線誘発アポトーシスにおけるPKCの機能を活性変動や発現の面から解析し、さらにPKC機能と放射線感受性との関連を調べるためPKC機能発現について3SBH5と3SBH5から得られた耐性株R223との比較を試みた。 〔実験方法〕 X線照射は0.5Gy, 2Gyの線量を0.4Gy/minの線量率で行った。PKC分子種の発現パターン及び局在変化はウェスタンブロット法により、cPKC(Ca2+依存性PKC)活性はPKC特異的ペプチドのCa2+依存性リン酸化誘導量により検出した。PKCδ活性は抗体による免疫沈降リン酸化アッセイ系により測定した。アポトーシスは固定後へクスト33342染色による計数あるいはPI染色によるフローサイトメトリーにより検出した。 〔結果と考察〕 3SBH5細胞における放射線誘発アポトーシスにおいてcPKC特異的阻害剤前処理で0.5Gy照射によるアポトーシス量の増加がみられること、照射後20分後の阻害剤処理ではそのアポトーシス量の増加がなくなることからcPKCが照射後初期に生存シグナルとして働くことをみいだした。さらにcPKC活性測定の結果からPKCの局在変化を伴わずに細胞質画分での活性上昇が照射3分後で生じることが明らかになった。一方で3SBH5とR223との間でPKC分子種の発現パターンはPKCδの発現パターンに差がみられた。PKCδ特異的阻害剤Rottlerinは3SBH5のアポトーシスを顕著に抑制した。PKCδの放射線照射による活性変化の結果を含め、放射線誘発アポトーシスにおけるPKCの放射線照射後の時期特異的活性化とその機能について議論する。, 日本放射線影響学会第46回大会}, title = {マウス胸腺リンパ腫細胞株の放射線誘発アポトーシスにおけるプロテインキナーゼC分子種の時期特異的活性化とその機能}, year = {2003} }