@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067514, author = {久保田, 善久 and 高橋, 千太郎 and 末冨, 勝敏 and 佐藤, 宏 and 久保田 善久 and 高橋 千太郎 and 末冨 勝敏 and 佐藤 宏}, month = {Oct}, note = {目的:放射線照射はC3Hマウスの腹腔マクロファージ(PRM)に顕著なアポトーシスを誘発するのに対し、他系統のマウスのPRMは放射線抵抗性であることを報告してきた。またラジカルスカベンジャーを使用した一連の研究から、C3HマウスPRMの放射線誘発アポトーシスにはスーパーオキサイドが関与していることが示唆された。今回、市販のHVJ(センダイウイルス)エンベロップベクターキットを使用してスーパーオキサイドディスムターゼ(SOD)を高効率でPRM内に導入することにより、放射線誘発アポトーシスが有意に抑制されたので報告する。材料・方法:C3Hマウスの腹腔洗浄により得た細胞をディッシュで培養し、付着した細胞をPRMとした。HVJエンベロップベクターキット(商品名GenomONETM)を石原産業株式会社(大阪)より購入した。SODあるいはカタラーゼのHVJエンベロップへの封入及びPRMへの導入方法は製造者の指示に従った(接着細胞への蛋白質導入スタンダードプロトコル第2法)。蛋白質導入1時間あるいは4時間後に細胞を照射し、さらに4時間培養した後アポトーシスの誘発を鏡検下で算定した。結果及び考察:予備的検討として本キットを用いてFITC標識牛血清アルブミンをPRMに導入したところ、導入開始1時間で60-70%、4時間で90%の細胞が蛍光を呈した。C3HマウスPRMの放射線誘発アポトーシスは空のベクター或いはカタラーゼを封入したベクターのトランスフェクションによっては影響されなかったが、SODの導入により顕著に抑制された。これらの結果から、C3HマウスPRMの放射線誘発アポトーシスにはスーパーオキサイドが関与していることが証明された。, 影響学会}, title = {C3Hマウス腹腔マクロファージの放射線誘発アポトーシス:スーパーオキサイドディスムターゼの細胞内導入による抑制}, year = {2003} }