@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067493, author = {重茂, 浩美 and 重茂, 克彦 and 松下, 悟 and 小林, 秀樹 and 山本, 孝史 and 重茂 浩美 and 松下 悟}, month = {Oct}, note = {【目的】マウス、ラットの代表的な呼吸器病であるMycoplasma pulmonis感染症の診断法は分離培養法や血清診断法 (ELISA法等)、あるいはそれらの併用が一般的であるが、分離培養が陽性であるにもかかわらず抗体が陰性の症例においては、血清診断のみでは十分でない。我々はM. pulmonisの16S-23S rRNAスペーサー菌種特異領域を利用したPCR法を試作し、M. pulmonis抗体陰性のラットより分離したマイコプラズマ菌株について分子生物学的に菌種同定を実施すると共に試作PCRの有効性を検討したので報告する。【方法】1)1999-2002年、当研究所コンベンショナル飼育施設内で飼育されていたラット7頭の鼻腔及び気管スワブより分離した7株のマイコプラズマについて16S rRNA可変領域の塩基配列を決定し菌種同定を実施した。2)M. pulmonis の16S-23S rRNAスペーサー特異領域からPCRプライマーとオリゴヌクレオチドプローブを設定し、M. pulmonis基準株と参照株1株、動物由来マイコプラズマ5菌種、ヒト由来マイコプラズマ5菌種、Acholeplasma laidlawii、Staphylococcus aureus 2株、 E. coli、および齧歯類由来genomic DNAを用いて試作PCRの特異性を検討した。【結果】1)塩基配列アライメントの結果、分離7株中6株はM. pulmonis基準株と同一であり、残りの1株は2箇所の挿入変異が確認されたが、M. pulmonisと同定した。2)試作PCR法及びサザンブロット解析の結果、M. pulmonis基準株と参照株に加え、M. pulmonisと同定された7株の分離株のみがいずれも特異的に増幅・検出された。【考察】新しく開発した16S-23S rRNAスペーサー領域をターゲットとするPCR法はM. pulmonisの微生物学的モニタリング法のひとつとして有効であると考えられた。, 第136回日本獣医学会学術集会}, title = {16S-23S rRNAスペーサー領域を標的としたPCR法によるMycoplasma pulmonis検出法の検討}, year = {2003} }