@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067482, author = {服部, 浩佳 and 織田, 信弥 and 吉田, 光明 and 宮下, 要 and 松崎, 彰信 and 河野, 公俊 and 岡村, 純 and 吉田 光明}, month = {Sep}, note = {リンパ球表面抗原であるCD7分子は一部の急性骨髄性白血病(AML)にその発現が見られ、CD7陽性AML例は予後不良であることが知られているが、その機序は明らかではない。CD7分子発現の各調節段階(構造遺伝子、転写、翻訳など)を系統的に解析し、発現調節機構を明らかにすることで、その病態にアプローチすることを目的とした。遺伝学的背景が同一であるCD7陽性ヒトAML細胞株(KG-1a)とその親株であるCD7陰性細胞株(KG-1)を用いて解析を進めたところ、染色体分染法では両者共にCD7遺伝子領域(17q25.2-25.3)の構造異常は認められなかった。Whole cell extractを用いたWestern blotting においてもCD7の発現量は両者同程度であった。しかし、フローサイトメトリーによる解析では、KG-1aはKG-1に比較して明らかにCD7分子を高発現していた。KG-1aではCD7分子の細胞膜表面への発現を抑制的に制御する機構が障害されている可能性が示唆された。現在、CD7分子の膜輸送機序に着目して解析を進めている。, 日本癌学会第62回総会}, title = {急性骨髄性白血病における細胞表面抗原CD7の発現調節機構の包括的研究}, year = {2003} }