@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067476, author = {須藤, 仁美 and 伴, 貞幸 and 相良, 雅史 and 今井, 高志 and 小田, 健司 and 野田, 昌昭 and 蔵本, 憲 and 田中, 英夫 and 木村, 昭郎 and 須藤 仁美 and 伴 貞幸 and 相良 雅史 and 今井 高志 and 小田 健司 and 野田 昌昭 and 蔵本 憲 and 田中 英夫 and 木村 昭郎}, month = {Sep}, note = {骨髄異形成症候群(MDS)は、多能性造血幹細胞群の異常による疾患で、急性白血病に移行する確率が非常に高い。しかし、原発性MDSの原因は未だ不明である。1SvあたりのMDSの過剰相対リスクは13とされており、白血病以外では唯一の放射線関連血液疾患であると考えられている。本研究では、原爆被爆歴のあるMDS患者12名と健常人10名からインフォームドコンセントを得た上で末梢血を採取し、それぞれのBリンパ芽球細胞株を樹立した。これらの細胞株に、放射線を照射し、抗リン酸化ヒストンH3抗体を用いて分裂期の細胞の割合をフローサイトメトリーで解析した。その結果、健常人群においてG2/Mチェックポイントによる細胞周期の停止が観察されたのに対し、MDS患者群では細胞周期の停止が認められなかったことからG2/Mチェックポイント機構が著しく低下していたと考えられる。 このことより、MDS患者由来Bリンパ芽球細胞では、G2/Mチェックポイントに関与する遺伝子に異常があることが示唆され、このことがMDSの発症や病態進展の原因の一つと考えられる。, 第62回日本癌学会総会}, title = {骨髄異形成症候群(MDS)患者由来Bリンパ芽球細胞におけるG2/Mチェックポイントの解析}, year = {2003} }