@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067122, author = {前川, 雅樹 and 和田, 健 and 萩原, 聡 and 宮下, 敦巳 and 河裾, 厚男 and 前川 雅樹 and 和田 健 and 萩原 聡 and 宮下 敦巳 and 河裾 厚男}, month = {Dec}, note = {スピン偏極陽電子を用いると、オルソPsの消滅寿命の強度変化から最表面の電子スピン偏極状態が評価できる。加えて放出Psの速度分布より、電子エネルギーの関数として表面電子偏極率が得られる。我々は、スピン偏極陽電子を用いたPs飛行時間測定装置(SP-PsTOF)の開発を進めている。  220 MBqのNa-22線源を用いて発生させたスピン偏極陽電子ビームを500eVで試料に打ち込みんだ。試料表面から放出されたオルソPsの出す消滅ガンマ線の検出時刻と、陽電子を打ち込んだ際に放出される二次電子の検出時刻との時間差からPs-TOFスペクトルを求めた。試料は外部に置かれた400ガウスヘルムホルツコイルにより磁化させ、TOF測定を行ったた。  ニッケル、コバルト、白金薄膜の測定を行ったところ、Ps仕事関数に対応する時刻にピークが検出され、PsのTOF成分を測定できた。強磁性体薄膜(ニッケルおよびコバルト)では、正負磁場によりスペクトル強度の違いが検出された。白金には顕著な違いは検出されなかった。現在、統計精度を高めるためのビーム強度改善を進めている。, 平成30年 京都大学複合原子力科学研究所専門研究会「陽電子科学とその理工学への応用」}, title = {スピン偏極ポジトロニウム飛行時間測定装置の開発}, year = {2018} }