@misc{oai:repo.qst.go.jp:00067046, author = {横溝, 真哉 and 西村, まゆみ and 森岡, 孝満 and 尚, 奕 and 鶴岡, 千鶴 and 西村, 由希子 and 柿沼, 志津子 and 島田, 義也 and 横溝 真哉 and 西村 まゆみ and 森岡 孝満 and 尚 奕 and 鶴岡 千鶴 and 西村 由希子 and 柿沼 志津子 and 島田 義也}, month = {Nov}, note = {福島第一原子力発電所事故では、放射線被ばくによる健康への不安を感じる人が多く、放射線のリスクを低減する方策が求められている。エンリッチメント環境(Enriched environment: EE)は実験動物に対し身体的、心理的に良い刺激を与え、様々な疾病予防に効果があることが報告されている。このことから、我々はEEが放射線リスクも低減するのではないかと仮説を立て検証を進めている。3週齢または11週齢のB6C3F1雄マウスを、通常飼育環境(Standard environment: SE)もしくはその約8倍の広さのケージに数種類の遊具を設置した環境(EE)で8週間飼育した。EEは、体重と脂肪重量の優位な減少に加え、血中総コレステロール、中性脂肪、インスリン、レプチンも優位に減少させ、また、褐色脂肪組織において熱産生関連蛋白質であるUCP-1の発現を増加させることを明らかにした。このことから、我々の構築したEEは先行研究と同様に、脂質代謝に関与することが示唆された。続いて、EEが放射線初期応答にもたらす影響を検証するために、同様のSEあるいはEEで飼育を行ったB6C3F1雄マウスに対して、飼育後X線を照射し消化管クリプトにおけるアポトーシスを病理組織学的に観察した。さらに、EEが放射線晩発影響にもたらす影響を評価するために、2週齢のC3B6F1 ApcMin/+雄マウスにX線を照射した後、同様のSEあるいはEEで20週齢まで飼育した。解剖時に小腸および大腸を摘出しホルマリン固定後、実体顕微鏡下で腫瘍の数と大きさを計測した。本報告では、我々が設定したEEの放射線影響への修飾効果について報告する。, 日本放射線影響学会第61回大会参加の為}, title = {環境エンリッチメントによる放射線リスク低減効果}, year = {2018} }