@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066999, author = {西中, 一朗 and 橋本, 和幸 and 鈴木, 博元 and 渡辺, 茂樹 and Mohammas, Anwar-Ul Azim and 石岡, 典子 and 西中 一朗 and 橋本 和幸 and 渡辺 茂樹 and 石岡 典子}, month = {Nov}, note = {7.2時間の半減期を持つアスタチン211Atは、癌に対する標的アイソトープ治療に有用なα放射体である。アスタチンは、同族ハロゲンのヨウ素とは少し異なる性質をもち、その化学形についてはよく分かっていない。そこで本研究では、アスタチンの化学形を、薄層クロマトグラフ(TLC)と液体高速クロマトグラフ(HPLC)を用いて決定した。TIARA AVFサイクロトロン、JAEAタンデム加速器を用いて、放射性アスタチン、ヨウ素を製造し、乾式蒸留と溶媒抽出によって分離、精製した。この精製RIをTLCで分析した結果、ヨウ素は単一化学種 I- であるのに対して、アスタチンは、3つの化学種At-、AtO3-、AtO4- であることが分かった。更に、HPLC分析により、At-、AtO3- を分離、同定した。これらの結果から、f電子をもつアスタチンが、同族のヨウ素に比べて、より電気的陽性であるため、酸化数の大きい化学種AtO3-、AtO4- を形成することを明らかにした。, 第58回日本核医学会学術総会}, title = {Astatine chemical species in solutions prepared by a method based on dry distillation}, year = {2018} }