@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066955, author = {發田, 英華 and 古場, 裕介 and 平田, 美貴 and 小原, 哲 and 高木, 卓 and 土屋, 洋貴 and 谷本, 克之 and 發田 英華 and 古場 裕介 and 小原 哲 and 土屋 洋貴 and 谷本 克之}, month = {Oct}, note = {【目的】放射線画像診断においてCT検査は有用であるが、他のX線検査に比べ被ばく線量が高い。最近は国内診断参考レベル(Diagnostic Reference levels以下DRLs)の設定によりCT検査の線量評価が重要視されている。CT検査の線量指標値としてvolume CT dose index(CTDIvol)とdose length product(DLP)が用いられる。CTDIは専用ファントムと電離箱線量計を用いて測定されるが、ほとんどの施設で実測されておらず、CT装置の表示値で評価しているのが現状である。適切な線量評価を行うには、CT装置の表示値と実測値の誤差を把握することが重要である。本研究の目的として、ガラス線量計を用いた簡易的なCTDIvol測定法について検討する。 【方法】4施設6台のCT装置で測定を行った。発泡スチロール製の筒にガラス線量計(スズフィルタ有)を入れたものをCTDI測定用ファントム5か所の穴に1つずつ、ファントム中心の位置になるよう挿入し寝台上に配置した。撮影条件は管電圧120kV、管電流100mA~200mA、ヘリカルスキャン、ローテーションタイム1s、ビーム幅は40㎜以下で最も広いビーム幅、撮影範囲ファントム中心部10cmとした。1回撮影毎にガラス線量計を入れ替え、5回測定を行った。1台のCT装置を基準に電離箱線量計とガラス線量計の測定値から換算係数を求め、各CT装置のCTDIvol値を算出し、CT装置の表示値との比較を行った。また、2台のCT装置で電離箱線量計の測定も行いガラス線量計の測定値との比較を行った。 【結果】6台中5台のCT装置の表示値とガラス線量計の測定値の差は±10%以内であった。1台のCT装置の表示値とガラス線量計の測定値の差は-18%だったが、電離箱線量計とガラス線量計の測定値の差はほぼ同じであり、CT装置の表示値ズレが確認された。 ガラス線量計を用いた簡易的CTDIvol測定でも十分な精度を示していると考えられる。今後、装置毎の線質の影響などについても調べていく予定である。, 第46回日本放射線技術学会秋季学術大会}, title = {ガラス線量計を用いた簡易的CTDI測定法の検討}, year = {2018} }