@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066920, author = {松藤, 成弘 and 松藤 成弘}, month = {Sep}, note = {(目的)放医研で実施している炭素線治療では現在、前立腺がん照射の際に腫瘍に囲まれた尿道の線量を選択的に低減し、尿道障害を避けつつ寡分割で完結する治療照射を検討している。その中で体内、特に尿道で計画通りの線量低減が実現されているか検証するため、カテーテルを介して尿道の線量を測定可能な小型体内線量計の開発検討が進められている。線量計の候補として、シンチレータや化学線量計は生体等価性に優れ小型化が容易であるもののLET依存性や測定線量域の点で課題がある。半導体検出器はこれらの点では有利であるが生体等価性や方向依存性が課題とされてきた。本研究は近年開発された自己出力型の球状小型ダイオードについて線量計としての出力特性を調べ、炭素線治療時の小型体内線量計としての応用の可能性を探ることを目的とする。 (手法)測定は放医研・コバルト照射施設のγ線及びHIMAC治療室で治療用290MeV/n炭素線を用いて行った。ダイオード素子にはスフェラーパワー(株)製の直径3mmの球状太陽電池Sphelar®Oneを用い、遮光チューブに封入して入射方向やLET、線量率を変化させて放射線を照射した際の出力電荷量をエレクトロメータで測定した。得られた結果は電離箱での線量測定及びモンテカルロコードPHITSでのシミュレーション結果と比較し、球状ダイオードの炭素線に対する線量計としての応答特性を評価した。 (結果)コバルト場での測定から、数Gyの治療線量域で優れた出力線形性を確認した。γ線の入射角度により10%程度の出力変動が観察された。LETや線量率依存性等についてもシミュレーション結果との比較を交え報告する。, 第116回日本医学物理学会学術大会}, title = {Response of a spherical diode as an in-vivo dosimeter for therapeutic carbon-ion beam}, year = {2018} }