@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066911, author = {兼松, 伸幸 and 松藤, 成弘 and 稲庭, 拓 and 兼松 伸幸 and 松藤 成弘 and 稲庭 拓}, month = {Sep}, note = {一般に炭素イオン線治療では生物効果比を加味した線量の分布で治療計画を評価するが、生物効果比を左右する線エネルギー付与(線量平均、以下同じ)が体内で大きく変化するという事実は無視している。今回我々は生物効果比と線エネルギー付与の相関関係を用いて、治療計画データからその患者が受けたであろう線エネルギー付与分布を導出する手法を開発した。治療計画装置に登録された基礎データを用いて、生物効果比と線エネルギー付与を拡大ブラッグビーク幅と加速エネルギーごとに拡大ブラッグピークの内と外に分けて折れ線関係で定式化した。生物効果比から推定された線エネルギー付与は、拡大ブラッグピークの終端付近を除いて元の線エネルギー付与と凡そ数keV/μm以内で一致した。この方法によって線エネルギー付与を指標とする放射線生物学の知識を炭素イオン線治療に適用することが可能となり、炭素イオン線治療に関する放射線生物学のより深い理解と炭素イオン線治療のさらなる最適化が期待される。, 第116回日本医学物理学会学術大会}, title = {炭素イオン線治療計画の線量分布から線量平均線エネルギー付与分布の推定}, year = {2018} }