@misc{oai:repo.qst.go.jp:00066905, author = {池田, 隆司 and 池田 隆司}, month = {Sep}, note = {本研究では、第一原理計算に基づいた経路積分セントロイド分子動力学(CMD)により、H2O氷における温度一定(270 K)条件での圧力誘起相転移の詳細を、特にプロトンの核量子効果に注目して調べている。前回の学会では、高圧下での物質の構造と物性を実験データに頼ることなく調べられるようにするため、CMDを定温定圧条件に拡張し、それを高圧氷に適用することによりH2O氷の圧力誘起逐次相転移VIII相→VII相→X相における格子定数の変化等が精度よく再現できることを報告した。今回は、定温定圧CMDシミュレーションにより得られたトラジェクトリを用いて高圧氷における振動スペクトルの圧力依存性を詳細に検討した。H2O氷のOH伸縮振動数は、原子核の量子性を無視すると広い圧力範囲にわたって圧力に比例して減少するが、原子核の量子性を考慮すると実験から示唆されている圧力依存性を示すようになることがわかった。, 日本物理学会2018年秋季大会}, title = {高圧氷の第一原理定温定圧セントロイド分子動力学 シミュレーションII}, year = {2018} }